☆サバイバル日記_日々徒然☆

乳がん手術後ホルモン療法中です。乳がん、卵巣がんを患った近親者がいる若い女性は必ず乳がん検診を受けましょう!note:https://note.com/mochi109

2015-01-01から1年間の記事一覧

ホルモン治療

放射線治療の終了間際、聖路加のブレストセンターに診察予約をいれた。 ホルモン治療スタートにあたり、やはり気になるのは副作用。 薬を飲み始めたら、いよいよ更年期スタートなのかな・・ 年齢からいって生理が自然にあがるのもあと数年後。それが多少早く…

トラウマ

明後日、毎年恒例の健康診断を受ける。 今年の1月に受けた健診は昨年度の分だった。ここ数年、毎年何かしらの異常が発見されて、精密検査を受けたり経過観察になったりしてきた。 数年前に初めて胃レントゲン検査でD判定(要精密検査)になったときは胃がん…

再発予防に重要なこと

放射線治療は月〜金の5日間毎日通う。土日はお休み。治療中9月のSWにかかってしまい祝日で病院はお休みでもリニアックだけは連休中日の21日が治療日となった。3日以上日にちをあけると治療効果が落ちてしまうそうだ。治療による副作用がほぼない私は、放射線…

放射線治療②

診察券を受付機にとおし、人でごったがえしている長い廊下を歩いていく途中に外科の外来がある。前を通るとき待合と電光掲示板を必ずチェックしてしまう。廊下待合のベンチに座るたくさんの女性。やっぱり混んでるなあ、聖路加のように乳腺外科は独立してる…

放射線治療①

術後約2ヶ月が経過してしまい、焦りつつ自宅近くの大学病院へ久しぶりに出向いた。こちらには上の子を里帰り出産するまで妊婦検診に通っており、それ以後も小児科、整形外科、夜間救急などで大変お世話になっている馴染み深い病院だ。いつも猛烈に混んでいて…

民間療法

がんの確定診断までお世話になった最初の病院で、転院する前の最後の診察のとき外科のK先生とお話した内容が今でも心に残っている。午後の遅い時間で待合室に人もまばらで、ゆっくり話すことができた。手術の予約がまだとれておらず暗中模索の中、真っ先に質…

モンドール病

術後すぐは、あれだけ痛かったセンチネルリンパ節生検でリンパ節切除一個の脇の下は、約一ヶ月後にはすっかり痛くなくなった。左腕を思いっきり上に上げても平気なほど回復。逆に、術後すぐは不自然なほど痛くなかった左胸がたまに痛むようになっていた。手…

FISH検査結果

病理検査の結果は本当に悩ましく、モヤモヤしっぱなしだった。何度も書いているがHER2陽性だったらフル治療に決定で、跳ね上がる治療費の資金繰りに困るぐらいで迷う余地はない。問題は陰性だった場合の治療法。そして、これほどウダウダ迷うのには理由があ…

病理検査②

診察の順番待ちのあいだ、前回抜糸のときも待合室で一緒だったご夫婦を見かけた。私はもちろん今日も一人。やっと呼ばれて診察室に入り主治医と対面したら、それまでの不安も迷いもふっとどこかへ消えた。一緒に電子カルテを見ながら主治医の話を聞く。腫瘍…

病理検査①

抜糸2週間後、病理検査の結果を聞き今後の治療を決める、主治医の診察日。術前の生検の結果はホルモン陽性、Her2は偽陽性(2+)だった。摘出腫瘍の病理が確定診断になる。Her2が3+(陽性)だったら、抗がん剤とハーセプチンの治療、放射線治療、ホルモン治療のフ…

聖路加 入院中の食事

一日目 昼食一日目 夕食三日目 朝食(おかゆ)三日目 昼食(和食・洋食選択)二日目は手術日で完全絶食。

抜糸

術後5日目 抜糸.....はやい!正直早過ぎでは?と軽く心配に。久々にブレストセンターの外来へ。予約は13:30〜だったが、母とランチするために早めに築地に着いた。考えてみると外来に誰かと一緒に来たのは初めてだった。検査結果を聞くとき(告知を受けるとき…

術後の下着について

手術からずいぶん時間が経ってしまった。まだリアルに追いつけぬまま過去を思い出して書いている。早く今の状態を書けるようになりたい。入院して手術する直前まで、ワイヤー入りのブラジャーを着けていた。もちろんがっつりパッド入り。さすがに術後はワイ…

退院

夜、一度もナースコールを鳴らすことなく比較的眠れて朝を迎える。6:00、看護師さんが尿の管、点滴を外してくれた。点滴のルートは確保(朝食終了まで)のため針は刺したまま。その後ベットから起き上がってみたが、全くふらつくこともなく歩ける。まだ術後24…

手術日(入院2日目)②

手術台に横たわるとき真っ先に目についたのが壁の時計で、ちょうど12:00を過ぎたぐらいだった。真横の壁にあり、この位置なら意識が戻ったときも確認出来ると思った。その後流れるように手術の準備がすすむが、すべて口頭で説明しつつ処置されるので自分が何…

手術日(入院2日目)①

起きてすぐに7Fのエレベーターホールにある自販機にお水を買いに行った。絶食は全く苦にならないが、8:00以降お水を飲めないというのが不安で8:00までにたくさん飲んでおくという無意味な行動のためだ。6:00過ぎに検温血圧測定に訪れた看護師さんにこれから…

入院1日目(オペ前日)②

午後から術中のセンチネルリンパ節生検のため核医学検査を受けた。検査室の待合に行ってみると、すでに私以外に2人の女性が待っていた。お一人はご主人も一緒だ。私と同じタイミングで同じ検査を受けるということは、この方たちも明日乳がんのオペなのだ。全…

入院1日目(オペ前日)①

10:00までに入院手続き完了のため9:30前に病院着。やはり無差額個室は空いておらず、一日につき個室代32400円となるとホテルにチェックインした気分だ(笑)7階外科病棟の個室が私の病室。病棟入口はセキュリティが厳しく入院患者も自分の病室のカードを携帯し…

入院準備

結局、右乳房の組織診の結果は何でもなし、がん細胞は見つからなかったが素直に喜べず...なんだったのだろう?いまいち腑に落ちないが今回のオペは左乳房のみと確定した。入院の準備といってもとりたてて用意するものもなく、一番重要なことは子どもと母に伝…

話せた人、話せなかった人

がんと診断確定してから入院までの約一ヶ月半の間にたくさんの友人に会っている。上の子の役員会に体育祭、下の子の授業参観、保護者会、所属しているサッカーチームの試合応援。しこりを発見し通院を始めた当初からママ友には一切話していなかった。もちろ…

麻酔科診察

いよいよ手術前の最終段階まできた。麻酔科診察の前に看護師さんによる問診。私は初めての全身麻酔になる。またまた我が一族の華麗すぎるガン歴を語り、麻酔で不具合がでた家族の有無を申告。いる......父だ。父は8時間越えのすい臓がんの手術後、全身麻酔か…

術式決定

術前最終診察執刀医のY先生とお話する。センチネルリンパ節生検についての説明を受けた。自分でもかなり調べているので説明はほぼ理解できた。センチネルリンパ節というのは、リンパ節にガンが転移する場合最初に到達するリンパ節のことで、これに転移がなけ…

組織診再び

診察日。前回エコーの超絶イヤな予感がどんぴしゃで当たる。右乳房の上側に増殖性の病変が疑われる箇所があり、組織診をしましょうという話になった。エコー後さんざん落ちこんで、この時点ではガンでもいいやという気分になっていた。この組織診でセーフで…

乳房MRIとエコー

初MRI検査。うつ伏せで身体を動かさない。耳栓装着していたし、音もさほど気にならず20分ぐらい微動だにせず検査中眠くなるwそしてエコー。エコーは放射線も造影剤も使用せず患者に負担が軽い検査で、妊娠中は胎児の様子をエコーでみるのを楽しみにしていた…

子どもにどう伝えるか

診察の前に看護師さんと面談をした。家族の病歴(ガン歴)についての聞き取りと、子どもへの接し方のお話だった。私の場合、乳がんの痛み等自覚症状が全くなく、ある意味とても元気で普通に生活できていたので、子どもたちに病院に通っていることすら話してい…

遺伝子検査のこと

初診なので問診表を記入した。治療方針決定のため、医師と面談。これほど詳細に家族の病歴(ガン歴)を記入したことは初めてで、様々な記憶が蘇ってきた。私の親族は人数が少なく昔から関係も希薄だった。両親共に兄弟が少なく、叔父叔母は3人、従兄弟は2人し…

ブレストセンター

聖路加初診日。無職なので、通勤ラッシュの満員電車に超久しぶりに乗って築地へ。組織診でガンが確定しているため診察では何より先にオペの予約を入れてもらった。一番最短の日程で5週間後、しこりを発見した日から2ヶ月強が経過することになる。聖路加での…

手術にむけて

紹介状をもらってすぐに聖路加に受診予約をいれた。最短で1週間後だった。また一通りの検査をすることを考えると手術はどんなに早くても1〜2ヶ月後になるだろう...2ヶ月以上待つのはキツイしリスクもある。若造先生に頼んでもう一通紹介状を作ってもらった。…

遺伝

「ご家族に乳がんか卵巣がんの方はいますか?」問診で必ず聞かれた。家系に乳がんはいないのだが、父が膵臓がんで50代前半に亡くなっている。父方の家系は死因が癌の人が多く、いわゆる癌家系でまちがいない。自分も癌の血筋だ、なるかも...という自覚はあっ…

告知 ②

外来へ初めてお会いする外科の先生。今までの疑問を正直に全部聞いてみた。若造先生も同席。・まず1月に受けたマンモが異常なしだった件について。私にとってこの事実があるからこそ治療を異常に焦っていた。たった4ヶ月で1センチの大きさになる腫瘍、進行が…