☆サバイバル日記_日々徒然☆

乳がん手術後ホルモン療法中です。乳がん、卵巣がんを患った近親者がいる若い女性は必ず乳がん検診を受けましょう!note:https://note.com/mochi109

病理検査①

抜糸2週間後、病理検査の結果を聞き今後の治療を決める、主治医の診察日。

術前の生検の結果はホルモン陽性、Her2は偽陽性(2+)だった。

摘出腫瘍の病理が確定診断になる。Her2が3+(陽性)だったら、抗がん剤ハーセプチンの治療、放射線治療、ホルモン治療のフルコースで迷う必要はない。


もしHer2陰性の場合、抗がん剤治療をどうしよう...

術前の主治医の説明では放射線治療後ホルモン治療で抗がん剤なしの方針。

病理検査の結果Ki-67と核グレードの数値が高かったら、ルミナールbというタイプになるのでHer2陰性でも抗がん剤治療をしたほうがよいな、と覚悟もしていた。

それがルミナールbの標準治療だし。

でも数値が微妙だったらどう決断すればいいのだろう。


乳がんは転移再発してしまったら、治癒はない。後はずっと病気をコントロールしながら延命していく。

再発しても十数年病気と付き合い続けられる方もいらっしゃる。

でも、再発のショックは初発の比ではないのではないか...

間違いなく初発よりショックだよ!!!

ものすごく怖かった。


だからこそ初発の今、浸潤がんだし念には念を入れて抗がん剤もやっておいた方がいいのでは、という迷いが頭から離れない。

抗がん剤についての主治医の意見は、私がやりたいのならやっても構わない。が、ホルモン強陽性のガンは抗がん剤が効きにくく、抗がん剤をやる、やらないで再発する確率が変わるとしても数%と説明されていた。

要は、抗がん剤をやってもやらなくても再発するときはするのだ。

私の場合、万が一再発したときに“あの時抗がん剤をやっておけば...”と後悔しないためだけにやるようなもの。

だが、抗がん剤が再発を防ぐ可能性だってゼロではない。数%に自分が入るかもしれない。


やる、やらないの2択で自分が選択しなかった方の結果は誰にもわからない。逆に抗がん剤治療をして再発した場合、打つ手が減るしその絶望感も怖すぎる。

私はうだうだうだうだ迷い続けていた。


乳がんの闘病ブログもたくさん読んだ。治療法の選択、主治医との付き合い方、がんへの向き合い方、

とても勉強になった。何より乳がんというくくりでも、それぞれのがんはみな違う、標準治療は確立しているがそれが全てではないということがよくわかった。

また、ますます治験が積み上がっていくにつれ標準治療自体がどんどん進化し変わっていくのだ。


自分の治療法は主治医とよく相談して最後は自分が決断するしかない。