抜糸
術後5日目
抜糸.....はやい!
正直早過ぎでは?と軽く心配に。
久々にブレストセンターの外来へ。
予約は13:30〜だったが、母とランチするために早めに築地に着いた。
考えてみると外来に誰かと一緒に来たのは初めてだった。
検査結果を聞くとき(告知を受けるとき)もすべてひとりで病院に行って、ひとりで診察を受けてきた。
というか誰かに付き添ってもらうということを考えたことがなかった(爆)
聖路加に転院してからは外来の予約であまり待たされたことはなかったが、この日は珍しく予約時間を2時間ごえ....
術前は余裕がなかったが、手術が終わって待合室の他の方々のご様子などに思いを巡らせられるようになっていた。
待合室にはご夫婦と思われる二人連れも数組。
だんな様に付き添ってもらう方も多いのね〜、むむ?三人連れ(ひとりは息子さんと思われる)ブレストは基本おんなの園、居心地悪いだろうなあ...
(注:男性でも乳がんになる方が稀ですがいます)
聖路加をセカンドオピニオン先に選択する方も多く、また、ここに来る方は乳がんの確定診断がでているか、疑いが濃厚な方がほとんど。
受付で今日は「待ちます」「1時間以上診察を受けてる方がいます」と言われていたので覚悟はしていた。
初発の人とも限らない、考えたくないが再発の場合のショックは初発の比ではないだろう。
初発でも再発でも、温存?全摘?再建する?しない?抗がん剤は?術前?術後?ハーセプチンは?ホルモン治療は?副作用は?
ひとつひとつ主治医と相談しながら自分で決断するしかないのだ。
診察も長くかかるよ....
看護師さんとのカンファレンスで冊子を渡されている方をみかけ、確定か...頑張れと心の中でエールを送ったり。
ところでこの冊子、大変優れた乳がんの説明書兼治療経過を記録しておく手帳になっている。
本当に素晴らしいものなので普及すればいいのに!他の病院でも独自に作っているんでしょうか?
やっと呼ばれて診察室へ。
初めてお目にかかる女性医師でとても穏やかな話し方をされる。
先生に傷の治り具合を褒めて頂いた。治ろうとする身体の反応が強すぎると傷が盛り上がってしまうそう。私は反応が弱く傷はぱっと見わからないぐらいキレイに治った。
抜糸後は3Mのマイクロポアという茶色のテープを貼ってもらった。
巻きが残り少ないからとテープもいただいてしまった。
次の診察でいよいよ病理結果がでる。写真は待合室にあった乳がんの雑誌でみかけた表。
どれにあてはまるのだろう。と、熟読していた。組織診でほぼ、がんの性質は把握している。でも、取り出した腫瘍の病理検査の結果ではっきりわかることもある。
がんの悪性度は?Ki-67の数値は?
次の診察で病理の結果を聞いて今後の治療方針が決まる。
また例のストレス症状がでるかも...と心配になった。