再発予防に重要なこと

放射線治療は月〜金の5日間毎日通う。土日はお休み。

治療中9月のSWにかかってしまい祝日で病院はお休みでもリニアックだけは連休中日の21日が治療日となった。

3日以上日にちをあけると治療効果が落ちてしまうそうだ。

治療による副作用がほぼない私は、放射線ちゃんと当たってるのかな...という大変失礼なことを考えたりしていた。それぐらい何もさっぱり副作用がない。

放射線が一直線で当たっているイメージだったのだが、診察の際S先生に質問してみると、鉛板の配置をコンピュータで計算して複雑な角度と線量の強弱をつけており、そのシミュレーションの図(CT画像)を見せてもらった。おおお！と感心する。同時にその図の胸膨らみ平坦ぶりに放射線治療に向かないなと思った。

左胸がたまにズキーン、ズーン、グサっとなど形容し難いバリエーション豊富な痛み方をする。と先生に相談したところ....

「それは神経が再生してるんですよ。神経は四方八方に伸びていくから不思議な痛み方をします。放射線の副作用ではないですよ」と説明を受けた。神経もすごいな。。放射線ガンガン当てられても伸びるんだ。

19日間通いきって最後の治療日に、先生のご研究のための乳がん患者限定アンケートに協力した。

生活習慣に関する(主に食生活と精神的ストレス)ものだったので、最後の診察時また例の疑問をぶつける。

アンケートにも緑黄色野菜や大豆製品の摂取量についての質問があり気になったので...

「先生、玄米菜食や、動物性脂肪やタンパクの制限とか乳がんの民間療法ってどうなんでしょうか？牛乳もダメと言われていますが...アンケートもそういう傾向をご研究されるためでしょうか？」

S先生は「私は医者なので西洋医学しか信じません」と宣言されたあと笑

細かく説明してくださった。

牛乳断ちや野菜の摂取量の差で有意な乳がん予防効果はみられない。

アメリカではかなり大規模な調査研究がこの分野ではされている。

乳がんの再発予防策としてエビデンス確立しているのは、定期的な運動である。

1時間のウォーキングでもスイミングでもなんでもいい、とにかく毎日運動を続けるといいですよ。と。

そうか、運動....

せめて30分のランニングとか1時間のウォーキングとかやらなくちゃ。

再発予防のエビデンス。

この言葉は強い！