乳房MRIとエコー
初MRI検査。
うつ伏せで身体を動かさない。
耳栓装着していたし、音もさほど気にならず20分ぐらい微動だにせず検査中眠くなるw
そしてエコー。
エコーは放射線も造影剤も使用せず患者に負担が軽い検査で、妊娠中は胎児の様子をエコーでみるのを楽しみにしていたぐらいだった。
が、しこりを発見して病院に通いだして以来エコー何回やっただろうか....この時点でヤバイぐらいエコーが苦手というか嫌いになっていた。
精神的に嫌なだけではなく、身体のほうも拒絶反応がではじめて緊張のあまり呼吸が浅く頻回になり身体も強張って、いつかエコーの最中に嘔吐するか過呼吸の発作をおこすかも...という恐怖感でますます緊張してよけい悪化というループにはまっていた。
最初の病院でもエコーは2人がかりだった。まず1人が一通り検査、その後別の方がまた一通り検査する。私は経理職だったので、まさしく「目を変える」だな...と毎回思っていた。一人が撮った画像を2人が読影するのではなく、検査段階から2人別々に画像を撮る。なのでとっても時間がかかる。
しかもエコーはリアルタイムで画像がディスプレイに映るので(当たり前)技師さんや医師が怪しい、何かあるとみた部分は念入りに調べられる。
それが患者にも伝わってしまうのだ。
がんがある部分とリンパ節を念入りに時間をかけて調べるのは当然で、左乳房のしこり以外の部分にも微細ながんがある可能性がありそれも丁寧にみてくださる。
また、若くして乳がんを発症すると両側でがん発症のリスクが高く、右もそれはそれは丁寧にエコーでみてくださっていた。
でも.....前回の診察で担当医にエコーしてもらったとき右のある部分が
「ん?なんかあるの?」っていう調べ方だったのが気になっていた。
そして今回、絶対なにかあるっていう確信にかわった。右のある部分だけ念入りをこして異様に時間をかけて調べているからだ。
検査中、苦しくてはーはー呼吸する私に「緊張しますよね、大丈夫ですよ、はい、大きく息を吸って〜、吐いて〜」と呼吸誘導してくれた優しい技師さんに助けられ、何とかエコー最後まで耐え抜いたけれど、右胸にもがんがあるのでは?という新たな不安でいっぱいになった。
医師から以前に説明を受けており、もし右にもがんを発症したとしても、それは左のがんが転移したものではないという理解はあった。
別の新しい乳がんが右にも出来てしまった状態。100%転移ではない。
万が一右もガンならオペのときに一緒に切除してしまいたいという思いしかなかった。