☆サバイバル日記_日々徒然☆

乳がん手術後ホルモン療法中です。乳がん、卵巣がんを患った近親者がいる若い女性は必ず乳がん検診を受けましょう!note:https://note.com/mochi109

入院1日目(オペ前日)①

10:00までに入院手続き完了のため9:30前に病院着。やはり無差額個室は空いておらず、一日につき個室代32400円となるとホテルにチェックインした気分だ(笑)

7階外科病棟の個室が私の病室。病棟入口はセキュリティが厳しく入院患者も自分の病室のカードを携帯していないと病棟のドアを開けられない。見舞い客も受付でQRコード付き訪問者カードを入手しないと病棟に入れない。12歳以下の子どもは病棟への立ち入り禁止だ。

入院してすぐに部屋の使い方、備品の説明、その後看護師さんのオリエンテーションを受けた。

入院前に渡されていた様々な同意書にサインしてきたものを提出、そしてまた別のいろいろな書類に目を通す。

その中にとても印象に残った項目があった。

質問の文面は残念ながら失念してしまったが「今後の治療の決め方と余命等自分にとって酷な情報も知りたいか?」という内容だった。

5つの答えの中から選択する。

1つ目の答えは「すべての情報を知った上で自分で決めたい」

一切迷うことなく私はこれを選んだ。

以下「医療者と相談して決めたい」「医療者と家族と相談して決めたい」「家族に決めてもらいたい」等の答えだった気がする。

質問と5種類の答えすべてをきちんと覚えていればよかったな。


看護師さんからの注意事項の中に聖路加タワーへの外出不可もあった。

病院とタワーは2階の渡り廊下で繋がっている。

が〜ん、このオリエンテーションが終わったらタワーのエクセルシオールでお茶しようと思っていたのに....「聖路加タワーに行くのは外出扱いになって医師の許可がいります。病院内はいいですがタワーには行かないでくださいね。」と言われ、にっこりしながら「わかりました」とお返事。

パジャマに着替えることなく朝の洋服のままなので、その後何食わぬ顔でふらーっとタワーでお茶してすごす。タワーはオフィスビルなので病院と全然違う雰囲気で自分も入院患者の自覚ゼロだった。

手首についてる入院患者の証、ネームタグさえ見えなければ誰も気づかないだろう。

午後からは検査の予定が入っているがそれ以外は超ひま。

お昼ご飯の頃病室に戻った。

部屋でテレビをつけてみたり本を読んだりしてみるが、どうにも落ちつかない。

看護師さんが数時間おきに検温、血圧、サチュレーションを記録にくるが、がん患者なのに体調はすこぶる良くていちいち測ってもらうのが申し訳ない気持ちすらわく。

ウロウロ病院の中を歩き回りいろいろ観察、その後スタバの前の椅子でコーヒー飲みながら人間ウォッチングして過ごすのが一番落ち着いた。

ほぼ部屋にいない患者...

看護師さんも呆れていただろう。