☆サバイバル日記_日々徒然☆

乳がん手術後ホルモン療法中です。乳がん、卵巣がんを患った近親者がいる若い女性は必ず乳がん検診を受けましょう!note:https://note.com/mochi109

放射線治療②

診察券を受付機にとおし、人でごったがえしている長い廊下を歩いていく途中に外科の外来がある。

前を通るとき待合と電光掲示板を必ずチェックしてしまう。

廊下待合のベンチに座るたくさんの女性。

やっぱり混んでるなあ、聖路加のように乳腺外科は独立してるほうが良いな、などつらつら考えつつリニアックへ。

真っ先に親切な受付の方に「線が消えちゃったんです...」と報告した。

事情を説明すると、Tシャツなどを着たまま髪を洗ったり工夫されている患者さんが多いというアドバイスをいただいた。なるほど..私もそうしよう、髪を洗っている間はTシャツ着用。というか上半身を洗うのを最後にして最終段階までTシャツを脱がないほうが良さそう。


技師さんに確認してもらって大丈夫ですよ(^^)とのことで放射線治療スタート。

リニアック機械の台に横たわり、頭の上にある握り棒を握るので両手万歳している状態になる。

入念に位置決めしてさらにマジックペンで線を書き足し線が交差する部分にはシールを貼って、印が消えないようになった。

技師さんが退室されるとリニアックの照射部分をガン見し続けるわたくし!

放射線が見えるわけありませんが。

最初右上から2回、機械が動き左下から2回照射される。

貧乳の悲しさで、左胸にだけ放射線を当てるのはかなり大変なのではないだろうか。

医師からも説明されているが、多少肺にかするのは当たり前というか仕方がない。

事前にネットで調べた副作用、医師の診察で説明された副作用。

ヒリヒリしたり痒くなったり熱っぽくなったりが主だが、とりあえずなにも感じない。

まだ1回目なので当たり前だが...


毎日同じ時間に予約が入っているので、リニアックの待合室で顔を合わせるメンバーもほぼ同じだ。

毎回初老の男性お二人と一緒になった。お二人はよく会話をされていて、聞こえてくる会話からそれぞれ大腸がんと前立腺がんの放射線治療中というのがわかった。

前立腺と大腸にピンポイントで放射線を当てる技術って...いやあスゴイな。と思ってしまった。


リニアックも機械が改良され、最新のものは呼吸による微妙な患部の動きまで予測してドンピシャで照射する。

また先進医療の重粒子線治療、陽子線治療などこの分野は技術革新がどんどん進んでいくかもしれない。