組織診再び
診察日。
前回エコーの超絶イヤな予感がどんぴしゃで当たる。
右乳房の上側に増殖性の病変が疑われる箇所があり、組織診をしましょうという話になった。
エコー後さんざん落ちこんで、この時点ではガンでもいいやという気分になっていた。この組織診でセーフでもたぶんずっと経過をみていくことになる。
だったらいっそ、がん判定がでて今回のオペで一緒に切除してしまいたい。数年後にやっぱりガンでした、オペしましょうってなるのはサイアクだから。
前回の左のしこりの組織診はあっという間に終わったので、気持ちは余裕だった。
大っ嫌いなエコーも組織診のためのキシロカインを塗られると感覚が麻痺してしかも痛み止めの局部麻酔を注射され、不快感がなくなり全然耐えられる。
がっっ........検査に異様に時間がかかった。しこりとかない状況なので組織採取が難しいのだろう。
検査終了後かなり不安になる。
ちゃんと病変部分から組織とれたのかなあ。子宮がんの細胞診でもよく言われていることだが、ちょっとしたズレで病変部じゃないとこから組織とってしまうとガン判定でないんじゃない???
だいじょうぶだろか....
人間疑い深くなると大変だ。
帰宅して傷跡見ると2箇所に穴があいていたw
前回のMRIとエコーの結果の説明、腫瘍の大きさは最大に浸潤してる部分で1.6センチ、しこり以外の部分で原発しているガン病巣はない。
血液検査の腫瘍マーカーの数値、正常値。
はっ!?!?
乳がんなのに、乳がんで有名な腫瘍マーカーのCEAとCA15-3が完全な正常値だった。
驚いた...がんでも腫瘍マーカーあがらないんだ。やっぱり腫瘍マーカーだけでガンの早期発見は難しいのかもしれない。腫瘍マーカーの精度が上がれば早期発見が難しいすい臓ガンなどにも道が開けると思っていたが、もう遺伝子診断やらそっちの方向なのかもしれない。
組織診の結果は手術1週間前、最後の診察のときでる。
だんだん肝が座ってきた。