トラウマ
明後日、毎年恒例の健康診断を受ける。
今年の1月に受けた健診は昨年度の分だった。ここ数年、毎年何かしらの異常が発見されて、精密検査を受けたり経過観察になったりしてきた。
数年前に初めて胃レントゲン検査でD判定(要精密検査)になったときは胃がんだと思いこみ、胃カメラの前日はこの世の終わりのような気分だった。
実際にがん告知を受ける経験をした今でも、あの時はあの時で乳がん告知前に匹敵するぐらいだった気がする。
腹部エコーで引っかかり、肝臓血管腫と言われたり(血液検査の肝機能の数値が正常なので造影CTも必要ないとのことで無検査完全放置)
心電図で経過観察になったり。。
この健康診断はオプションで選べる項目がいくつかあり、乳がん検診もマンモかエコーか自分で選択できる。40歳以降毎回マンモを選択してきたが今回はエコーにした。
胃の検査も毎年バリウム飲んでのレントゲンをチョイスしていたが、初めて血液検査のペプシノゲン検査にした。
今年は検査検査でかなり被曝しており、それよりなにより左胸は放射線治療済みでそんな心配どころではないがこれ以上のレントゲン被曝は避けたい気持ちがあった。
が、しかし!!!!エコーは
わたしがなによりも大嫌いでもっとも苦手で精神的ダメージを受ける検査である。
1月のマンモで乳がんを見つけてもらえなかったのでマンモを受ける気は起きず被曝を避けたいしエコーしかない、されどエコー、
すでに吐き気がする。
エコーを受けている状況を想像するだけで心がざわざわと不安になり恐怖が襲ってくる。
トラウマのエコー恐怖症を克服する方法はないだろうか。
わたしの希望としては局所麻酔をかけてもらいたいのだが、たかが健診でしかもエコー検査でその願いがかなう可能性はないに等しい。
キシロカインがかなりよく効く体質なので、塗り薬タイプのキシロカインを入手できないか医療関係の友人に頼んでもみた。
エコー検査の前にこっそり自分でキシロカインを塗って感覚を麻痺させれば耐えられるかも、と考えたのだ。
キシロカイン入手は不可能だし、いかにエコーが嫌かを語る私に友人はなんでそんなにエコーが嫌かわからないという。
そりゃそうだろう、エコーは放射線被曝の心配もなく患者にとっては負担の少ない検査でわたしほど苦手な人は少ないはず。
だが一度トラウマ化して苦痛になってしまうと拷問なのだ。
どうしよう、いやすぎる。
だがこれからの人生を考えたときエコーを避けることはムリ。
なんとか克服していく方法をみつけたい。