☆サバイバル日記_日々徒然☆

乳がん手術後ホルモン療法中です。乳がん、卵巣がんを患った近親者がいる若い女性は必ず乳がん検診を受けましょう!note:https://note.com/mochi109

手術日(入院2日目)①

起きてすぐに7Fのエレベーターホールにある自販機にお水を買いに行った。絶食は全く苦にならないが、8:00以降お水を飲めないというのが不安で8:00までにたくさん飲んでおくという無意味な行動のためだ。

6:00過ぎに検温血圧測定に訪れた看護師さんにこれからは尿量を測るように申し渡される。眠れましたか?の問いには「案外眠れました!」と元気に答えた。


その日の主治医の二人目のオペなのは以前から承知しており、一人目の方のオペの内容次第で時間が変わるため私のオペの開始時間はかなり直前(30分前ぐらい)まで確定しないことを再度確認された。予定時刻は12:10。早まる可能性もあるため10:00には手術着に着替えて部屋で待機していてくださいとのこと。

10:00までしかうろうろ出来ない!

なので早速開始した。もちろん手術前なので完全にすっぴんだw


6Fから屋上庭園に出ることができる。外の空気が気持ちよかった。

想像していたより広く、様々な植物が生い茂っている。川が見えるかしら?と端まで行ってみたが川面はみえなかった。同じく朝の散歩中と思われる入院中の患者さんもお見かけした。ただただ外の光と外の空気の中でぼんやりしていた。

部屋に戻ってからはずっとイヤホンで音楽を聴いていた。そんなとき、ちょうど主治医が病室を訪問してくださり、まったく気づかなかった私。

「もしよかったら手術室に好きな音楽をかけることもできますよ。何を聴いてるんですか?」と言って下さった主治医に「いえいえいえいえ、大丈夫です!!!!!すぐ麻酔で意識なくなっちゃうじゃないですか〜」と即座に辞退。

私はこの時期Mad Max Fury Roadに激はまりしていて、入院前の忙しいときに2回映画を観に行き、YouTubeでこの映画の音楽を聴きまくっており、このとき聴いていたのもMad Max。元々の音楽の趣味も80,90年代のUKロックでしかもグラム好き。

手術室でかける音楽ではない。


その後、夫が病室に到着。

全裸に不織布製のぶかぶかの紙パンツをはき、ピンクの手術着に着替え、脚に血栓が出来るのを防止するメディキュットみたいな弾性ストッキングを着用、準備万端で夫とテレビをみながら待機していた。


11:00過ぎに看護師さんから入室時間が11:50に決定、11:45に部屋を出発する旨、連絡が入る。

いよいよだー、にわかに緊張。

そして、手術時間がはやまったということは一人目の方の結果も良好と推測できほっとする。


7Fの病室から2Fの手術室までは看護師さんと夫とともに歩いていった。

前室で何十回目かの名前、生年月日確認、患側のマジックで書かれた印確認。手術室付のえんじ色の手術着を着た担当看護師さんお二人にご挨拶、担当の麻酔科医にもここで初めてご挨拶、そして、夫と病棟のつきそってくれた看護師さんに「いってきます」と挨拶して、私は生まれて初めて手術室の中に入った。


真ん中にどどーーんと手術台がある、壁も床もペパーミントグリーンの緑の部屋だった。

そして、踏み台を使って手術台に自力で横たわるときあまりの手術台の幅の狭さにぶったまげる。


これ、デブな人だったら横はみだすよ。手術台にもサイズあるんだろうか???