☆サバイバル日記_日々徒然☆

乳がん手術後ホルモン療法中です。乳がん、卵巣がんを患った近親者がいる若い女性は必ず乳がん検診を受けましょう!note:https://note.com/mochi109

インフルエンザの意識障害

今年久々に家族がインフルエンザにかかりました。

記憶をさかのぼってみると、4年前(かな?)新型インフルエンザが大流行したときに息子がなって以来ですね。あのときは、本人は罹患していなくても家族に新型インフルエンザ患者がいると、濃厚接触者ということで登校禁止という厳戒態勢でした。

幼稚園の弟妹がインフルエンザで欠席しているのに小学校の兄姉(元気)を学校に行かせて、学区内ご近所で兄弟姉妹が同級生パターンも多いためあっという間に知れわたり、非常識な人の烙印をおされ大ヒンシュクかってしまった人たちもいました。

ぜんそくの持病がある子などは危ないといわれていたので、感染拡大しないようにするには仕方ない措置だったと思います。

 

新型のときは、世間的にも意識障害が大変話題になりましたが、実際に身近な人たちからも体験談をいろいろ聞きました。

うちの息子も過去インフルエンザAorBにかかって高熱のとき、突然笑いだしたり、意味不明なことを口走ったり、うなされたりということはありましたが、

新型のときは尋常じゃなかった。

天井の1点を見つめたまま微動だにせずぶつぶつ何か言い続けるという相当恐ろしい状態になり、水分補給のために起こして飲み物を飲ませようにもほとんど飲めなくて、これで名前を呼んで反応しなくなったら救急車を呼ぼうと、付きっきりで様子を見守っていました。

この時期、新型の大流行(大人も)と、それに伴う意識障害やけいれんで救急の受診者が多くて、近くの大学病院の救急が夜間は5時間待ちという話をママ友から聞いていたので、普段なら救急車を呼ばず自力で行くのに、行ったあげくに高熱の子を長時間待たせるのは、と迷ったまま目を離せず過ごしていました。。。

 

うちの子は微動だにしない系でしたが、話を聞いた中には暴れたり、突然飛び起きたり走りだしたりというパターンの子も!

これは本当に怖いです、家族全員で見守らないといけません。

 

新型流行の前だったのですが、忘れられない事件があります。

インフルエンザが流行する冬ではなく、6月ぐらいっだったかな。

深夜にお風呂に入っていると廊下がバタバタ騒がしい。夫も子供もとっくに寝ており、なんだろう?と思いつつ。。。

お風呂からあがると、夫から驚きの報告がありました。

夫がトイレに行こうと寝室から廊下に出たら、人影があって、なんと!隣家の次男くん(当時中学生)がぼーっと立っていたそう。

夫はとっさに隣家に強盗が入ったか何事かが起こったんだと推測、次男くんを刺激しないように話を聞いてみたら「大丈夫です」「何も起こってないです」「帰ります」と答えて様子も落ち着いていたので、隣家に送っていきました。ちなみにうちはマンションで、隣家の玄関ドアはうちの玄関ドアの真正面です(笑)

隣家の奥さんも何事が起ったのか、なぜ次男くんがうちにいたのかさっぱりわからないようで困惑、とりあえず平謝りされて、その場は何事もないならよかった!で終わりました。

ただ、我が家の玄関は鍵がかかっていたはずで、隣家も奥さんがドアを開ける前に鍵を開ける音がしたそう。

おかしいなあ、うちの玄関の鍵閉め忘れた?次男君は自分の家をでてちゃんと鍵を閉めたのかな?どうにも腑に落ちない感じでした。

 

そして翌朝、すべての謎がとけた~。

ベランダに出てみると、朝のまばゆい光の中、お隣との境、防犯ボードに巨大な穴が開いていた、というより防犯ボードがぶち破られていました。

次男くん、こっちから来たんだ!とわかって納得。それならすべての辻褄が合う。

お隣の奥さんもベランダの異変にすぐに気づいて、もう行き来自由状態ですが笑

事情を説明してくださいました。

 

次男くんは、前日、高熱がでて自室で寝ていたそう。

ご両親の寝室は次男くんの部屋より奥側にあり、次男くんがベランダに出たこともボードをぶち破ったこともまったく気づかなかった。

当の次男くんは、何かに追われていて、とにかく追われて恐怖のあまり逃げてベランダへ、ボードぶち破り我が家のベランダへ、たまたま開いていたリビングの窓から室内へという経路。ご本人もお母さまも「もし窓が開いていなかったら、ベランダから飛び降りていた」と言っていたのが印象的でした。

次男くんと話して、わたしも本当に窓が開いていてよかったと実感。

彼の記憶には追われていたことしかないんです。追われる恐怖で逃げる、逃げるためなら絶対飛び降りた。うちは高層ではないですが、飛び降りたらよほど運がよくない限り助からないでしょう。

次男くんの高熱は季節はずれのインフルエンザでした。

 

それ以来、インフルエンザや高熱をだしている子はひとりでほっぽらかしてはいけないと胆に銘じています。小さいうちは付きっきりでも、大きくなるとだんだん油断してくるので。

別に母親がべったりひっついてなくても、とにかく家族のだれかが絶対に一人はそばにいるようにしたほうがよいですね。

 

今回インフルエンザになった娘のうわごとは、かなり具体的でお友達の名前を呼んだり寝言っぽいものでしたが、やっぱりドキドキするし怖かったです。

 

普通の風邪ウィルスには脳のバリア機能が働いて、どんなに高熱でも脳に影響はないが、インフルエンザウィルスはそのバリア機能を突破することがあると聞いたので、やはりインフルエンザを甘くみてはいけません。

 

イナビルは効きました。よかった。